能『烏頭』(他流は『善知鳥』)に「和田の笠松や箕面の瀧つ浪も我が袖も・・」と謡われています。昔から、和田の笠松と箕面の滝は摂津の国の名所として知られていたようです。『烏頭』ではワキの僧がシテの漁師の蓑と笠を手向けることから、蓑と笠への掛け言葉で謡われるだけで、直接この滝が能『烏頭』の場面と関係あるわけではありませんが、謡に出てくるので謡蹟めぐりとして訪ねてみました。今回は紅葉の時期でもあり、格別に「箕面大滝」を満喫してきました。では写真で、ご案内いたします。


ちょうど秋で紅葉のてんぷらを揚げていたので撮影しました。焼き栗も有名です。


堂内の如意輪観音は、平安時代の作で重要文化財に指定されています。

元弘2年護良親王の令旨に応じて、瀧安寺の名を賜り、以後、この名前になっています。
もとは大滝の直下にありましたが、慶長元年の大地震で全壊し現在地に移りました。






実はこの滝は道路拡張に伴い、水流を変えてしまったので、今は、水を人工的にポンプで汲み上げているようです。何となく、現実を知ると夢が醒めますね。

帰路は下り坂となりますので、幾分楽です。40分程度で箕面駅に到着しました。箕面大滝に行かれる時は、是非、紅葉の時期をお薦めします。